稽古の

心得・學武会館 道場訓

● 稽古の心得 ●

 超人とは…

別にたいしたものではない。いつか死ぬ。恐るべきものでもなければ、神でもない。

しかし、めったにいない。すぐになれるものでもない。長い時間をかけて超人になる。 生まれつき超人はいない。人生の最後に結果は出るが、超人と凡人とではあまりにも 違いがある。  超人の日々の生活と凡人の日々の生活とは、大差はない。違うところは意識の違い である。意識を変えるだけで超人になれる。超人になるのは意外に簡単である。

超人になるには・・・

 凡人は、日々の計画を立て頑張る。「毎日腕立て伏せ100回やろう・・・98・99・100!よし、終了。本日の練習終わり」休むことなく毎日腕立て伏せ100回をこなす。

継続は力なり!これは嘘!

あるスポーツ選手がインタビューで言った。「限界までやりました」 イジメに遭って自殺した生徒Aの遺書・・・「限界まで耐えました」これ皆、凡人。

人は生まれつき無限の可能性を持っている。それはいつの時代も変わらない。 人は、さまざまなことを知って歳を重ねる。知れば知るほど優れていく。それと同時に知れば知るほど常識を持つ。 そして知れば知るほど※超人偏差値は下がる。

※超人偏差値とは一般の常識を持ち合わさないこと。常識の無い人とは違う。

超人の思考回路は凡人と違う。例えば、「腕立て伏せ1000回やれ」と言われたら、 凡人は「できるわけないじゃん」と言う。確かに実際にできる人間はいない。 しかし超人は、今現時点で凡人と同じ10回しか出来なかったが、1回なら多く出来ると思った。 一日1回ずつ増やせば、3年後には1105回出来ると考えた。一日1回の努力で超人となる。

結果を先に考えて進む超人はいない。それは自分自身を枠に押し込める考え方である。 毎日腕立て伏せ100回やる凡人は90回目を終えたとき、あと10回だと思う。そして、 自分自身の精神を100回に向けて頑張る。そして果てる。超人は100回終了したときに 「あと1回なら出来る」と思い101回やってみる。100回できた奴が、あと1回くらい できるはずである。

そもそも限界とは誰が決めるものか?それは自分自身で自分の可能性を止めるものである。 「限界」と言って、そこでやめるのは自分を諦めたことになる。

超人とは、自分の限界からどれだけやれたかを大切にする人である。 限界までやる・・・一見、カッコイイけど当たり前のこと。 そこから、出来る分でいいから少し頑張る。これが超人。 他の誰かと比べることなく、自分だけの個性を信じて水のように形を持たない、構えない。

超人は結果を考えない。

超人は無理な計画を立てない。(自分のできるもう一歩をやる)

超人とは人を超えると書く。人とは、自分自身のこと。

● 學武会館 道場訓 ●

一、吾々は、学ぶ事を追及し、社会発展に貢献すること

一、吾々は、武道空手の道を通じ、心身鍛錬を積み重ねること

一、吾々は、仁の心を旨とし、敬天愛人の精神を涵養すること

一、吾々は、義の精神を以って、現象を見極め対処すること

一、吾々は、學武会館の修業を生かし、個々の人生を極めること

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